正義と悪が飛び交い
どれが正かどれが偽か

正義と正義が銃弾となり
命は消えていく

黒く染まった言の葉は
心臓を突き抜ける
人を殺してゆく
その言の葉のぶんだけ
自分の心の臓も汚していく

 

人の言葉に耳をふさけば
どれだけ楽だろうか
嘲笑 罵倒
ずっと貶されて
存在意義も否定され
忌み嫌われ者
このまま消えたら楽だろうな
皆笑うさ
いや 振り向きもしない
闇の中へゆっくり沈んでいく

誰も止めやしない
嘲笑っておしまい
ああ、嫌い

どれが悪だろう
なにが善だろう
変わらないのは
君は僕にとって
悪でしかない
自分で自分を嗤ってる
信じることがわからない
人の感情ってなに?
考えるのも億劫だから
消していこう