君への想い届かぬようかき消すよう

雨に詩を歌う

ポツリポツリと降っては

だんだんと僕を濡らしていく

君の隣は僕じゃないことわかってる

誤魔化して歩いたあの道に

二人の面影はもう見えない

雨にとかして消してしまえば

雲もきれるとわかっている

それでも抱えているのは

君がいとおしくてたまらないから

 君が心に居続ける限り

この雨は降り止まない

声が枯れようとも歌いつづける